2005年3月21日(月)(最終更新:)

第二部 〜必死すぎるヤツら〜

…それは、つまりはこういうことだった。
コミスペは第一部が8:00開幕。第二部が16:00開幕である。
1:00から並んでる人たちは、第一部の列を無視して第二部のためにそこにいる。つまりは、少なくとも15時間は並ぶということだ。
また同時に、それは普段のコミケよりも長く並ぶ可能性を示している。たとえば企業ブースのために夕方5時から並ぶようなものである。

即ち、

いつもより 必 死 。

しかし残念なことにそれはコミケ公認の列ではなかったのです。どうも深夜ごろに有志によって埠頭あたりに作られたものであるらしいと。
さらに悲惨なことには、彼らは第二部列の先頭になれたか不明なのです。
なぜなら正規の列はコミケ側によっていつもの場所に作られたから。

11時ごろ撮影 正規列第三陣。
橋の奥の方まで列

ポにゃぺペ堂さんが分かりやすく詳細を載せてます。



さてさて、僕のほうはと言えば、おとなしく友人と西4階を鑑賞することにしました。

理由→今回、第二部の目的は壁サークルではなくいづれも島です。わざわざ入場列に並ばなくても買えるわけです。
それに、ノリだけで5・6時間も並べるほど気力も残ってなかったので。。。

11:30ごろ
とりあえずどこかイスのある場所で座りたかったので、西2階外れのampmの辺りで休むことにしました。

12:00ごろ
フロア移動が出来なくなると第二部の始まりに多少遅れるかと思い、16:00まで西4階にいることに。
しばらくウロウロしてましたが、あいかわらずステージはいい感じで、ぜのぴったんだったり、「げんしけん」オープニングのマイペース大王だったり、 大音量でライブが行なわれてました。
で、それを聞きながら寝たわけですが。さすがにもうやることが無かったんで。

15:00ごろ
再びウロウロ。
しばらくすると何やら拍手のようなものが聞こえてきたので行ってみると、第二部の入場列がトラックヤードから 西4階を通過しアトリウムへ移動している最中でした。

で、なぜかヤマト大合唱
確かに似てなくも無いシチュエーションだけど…。
手を振るぅ〜人にぃ〜笑顔〜でこたぁえ〜。

応援団(所属不明)

この応援団の人たちがやたらと歌うんですよ。
真っ赤なスカーフとか、哀・戦士とか、タイムボカーンとか(←謎)…。

ちなみに応援団(謎)からのエールとして、「がんばって本買ってこいよ〜。何に使うか知らんけど、がんばって買ってこいよ〜。」
とのこと。
最高に勇気づけられるねその言葉は。

16:00ごろ
列の移動も終わり、西4階の人々は最後尾の後につづくかたちで移動。
第一部と同様、アトリウムからいったん外へ出て西1階ホールへと移動します。アトリウムから外への通路はけっこう狭く、 だんだんと外の光が見える感じは、ジェットコースターの最上部へ登りつめていく緊張感に似ています。
なぜなら外に出た瞬間にみんな走りますから。
まあ僕らみたくかなり後ろの人たちはそんな必死じゃないんで、走ってませんでしたけど。

16:30ごろ
西2へ没入。イヤッホゥー(゜∀゜)

まずRAPID FIREのI-41へ。
そこでとりあえず、

RAPID FIREさんが必死

だった。

DISKとケースとパッケージ絵が分かれた状態(要するにギリの状態)で搬入したらしく、かなり急いで製品化してました。
さらに、列も出来ていて僕はいちおう前の方に並べましたが200人とかもっと並んでた感じ。
「I-41 RAPIDFIRE 列途中!!」
これが最前列。

角を曲がって後ろまで


その後もえだんを友人から入手。
次にR-21 Paranoia Catへ。東方本。

17:30ごろ
壁サークルの生き残りは無いかな〜と探してたら、R-23 高速回転のコピー本の列があったので並ぶことに。

…そしてこれがコミスペの最終章であり、漢たちの心がひとつになった、小さな物語のはじまりである。

最終章 〜あの光の向こう側〜


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