2005年3月22日(月)(最終更新:)

幾度となく言われる配布時間延期の知らせ…

次々と列から抜ける者たち…

吹き荒ぶ海風の中、漢たちはコピー本を手にすることが出来たのか  …  …  



コミケット主催 

〜24時間耐久コミケット -必死- 〜

17:30ごろ
このころ、既に壁サークルの配布物は売り切れていることが多く、外に出来ていたのはコピー本の待機列か、 幸運にも購入できた最後の列でした。
他のサークル列

僕が並んだのはR-23 高速回転のコピー本の列。幸か不幸か、これがおもしろい結果を招くことに。
最前列。 角を曲がって最後尾。上の写真の辺り。

まずスタッフから連絡が伝えられる。
「高速回転の列ー、(午後)6時10分に延長でーす。」

とりあえずあと30分程度なので待つことに。

17:45ごろ
スタッフから連絡が伝えられる。
「(午後)6時配布となっておりました高速回転ですがー、7時以降に延長となりましたー。並ぶ人はそこらへん覚悟して下さいねー。」
「現在の状況が全く分かってないんで、ぶっちゃけいつ来るか不明なんですよ〜。」

7時と聞いて列を抜ける人がちらほら。
バスで来てる人とかは時間がヤバイし、他のサークルを見て回りたかった人もいたんでしょう。
僕の場合特にそうゆうのもなかったんで待つことにしました。

18:45ごろ
スタッフから連絡が伝えられる。
「7時予定の高速回転、8時に延長になりましたー。来るかどうかもアヤしいです。」
「ちなみに今日は9時で終了でーす。」

などとわけの分からないことを言う。

また、列を抜ける人がいた。

風が、冷たかった。

19:00
もう暗い。
とりあえず前に並んでる人に言って、少し列を抜けることに。
最前列。 人も少なくなった。

しかし最後尾はまだ生きていました。
いつ来るか分からんのに、わざわざ最後尾フダを掲げてるとは…。
「R-23a 高速回転 最後尾です。」

それで、外に並んでる列が他にもあるのか見てきました。
すると、ちょうど反対側にあるのは…、
…(・∀・)?
「X-01 チョコレートショップ・CLOSET CHILD その場本」
ぎゃー!
CHOCOLATE SHOPが参加してたのかよォォォ・゚・(ノД`)・゚・。

時すでに遅し。
抽選システムだったので買えない。
で、見事当選した人は自分で製本して、うはwwwwwwwwwwwっうぇうぇwwwwwwなわけです。

製本現場を撮影できた。


19:30ごろ
列に戻る。
スタッフが出てくる。
何を言うかは、決まっていました。

「高速回転、8時半になりました。」

さすがに列から出る人はいませんでした。もうみなさん腹をくくっています。
僕も待ちました。

しかしここで残念なお知らせをしなければなりません。
今回のコミケで、あまりの寒さに死人が出てしまったのです。



…とりあえずこの人は、しばらくしてから動きはじめました。

20:20ごろ
「なんか来たみたいだよ。」

その誰のものかも知れないつぶやきに、待機列が蠢きました。

公式の発表ではありません。しかし、みんな立ち上がりました。

20:30
スタッフ登場。

「いま大井町を出たという情報が入りましたー。早くて8時50分に到着するそうです。」

そして机の搬入と列の移動。
車が到着し次第配布を開始する作戦を立てたようです。

20:45
みんな到着を待つ。
スタッフが言う。
「偉い人から連絡です。9時には完全に閉めるそうです。9時以降は無理になりましたー。」

追い討ちをかける連絡。あと15分でなんとかなるのか。
皆がそう思っていたとき、先頭のほうから声が。

「来た!」
という声が。 そして台車に積まれ、コピー本が到着しました。

拍手。

24時間テレビのマラソンじゃないけれども、皆で拍手。

なぜかスタッフのテンションも高い。
「2列2列2列〜。」←走る。

それと同時にリアルタイムで列が前進。


20:50
「200円ですよー。千円札出した人は後ろの人から恨まれますよ〜。」

見事に100円玉が無いことに気づく。

「うっ。やばい恨まれる。」
とか言ってると、周りの人たちが100円玉を確認しだして…、

「あっ、俺両替できるかも。」
と言ってくれた神がいました。
千円札と交換。ありがとう名も知らぬ人。そしてありがとうみんな。


そして列の前進スピードも半端ない。ぐんぐん進む。
そして辿り着いてみると…、
超必死
200円は受け取らずに山積み。
そしてものすごいスピードで配ってました。
当然製本なんてされてなく、各ページをたぐりあわせ、客に渡す。
まさに作業ロボットのごとく、神がかり的なスピードで。

立ち止まらずに進め、というスタッフの指示。
動画撮ってたら邪魔だから撮影スンナと。
そりゃあね、あと5・6分で100人とも知れない人数に渡すんですからね。

21:00
中では、既に片付けが始まってました。
立ってる人は全員サークル参加者。

最後は時刊新聞の列に並んで余ってたのをもらってきました。



まとめ

まさか最後までいることになるとは思ってませんでした。

高速回転の列に並んでた人たちは、最後のあたりにはかなりフレンドリーな雰囲気になってました。
思いもかけず3時間ほど並ばされると、妙な友情が芽生えてくるものです。

風が強くて寒かったですが、夏と冬という両極端な状況よりはマシかと。
つかれますた。

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