2005年9月20日(火)(天気:晴れ)(最終更新:)

20日、朝。

4時30分ごろ起床。
ネカフェの寝心地は、少なくともムーンライトながらよりはずっと良いです。
イスで寝るのと床でねるのとでは違いがありすぎ。
それにクッションもあったしね。

シャワーを浴びて撤退準備。
5時30分に出発しました。




■北ゲート
わりと始発で来れたのでゲート前で待機できました。
この日はずっと晴れてたんですが、8時ごろに10分くらい雨が。。。

バッグの中身をチェックされ、金属探知ゲートを通る。
ここで引っかかると後ろが詰まるので迷惑です。

おまえらwwww
ゲートを出ると容赦ないです。
上の写真で分かりにくいかと思いますが、全員走ってます。
早歩きじゃなくて、全速力です。
コミケじゃ考えられないですね。

このほとんどが日立やトヨタなどの企業パビリオン行き。
あるいはドイツなんかが一瞬で120分待ちになってました。


■ヨルダン・パビリオン

昨日の話。
ヨルダン館には死海浮遊体験コースってのがあって、実際の死海の水を持ってきてるらしい。
というか日差しは強いし、歩き回って暑かったので水の中に入りたかった。
そんな折ちょうどよかったのがこのコースで、早速申し込みにいったら先着120名のみだと言う。

心に深いキズを負った僕は誓ったんだ。
「明日こそは、明日こそは必ずッ…!!」

そんなわけで今日、ゲートが開放されて真っ先に走ってきたのがヨルダン館というわけなのです。
この厳しい先着条件を知ってるのは2日以上来てる人なわけで、思ったとおりまだ10人くらいしか並んでませんでした。

11時20分で予約。
それまで時間あるので、他のところでも廻ることにしました。


■おみやげコーナー
昼を過ぎて帰る人が出てくるととんでもない行列ができるのがお土産コーナー。
開場まもない9時のうちに行っておくのが勝ち組である。

「…ねえ、お兄ちゃん。」
『ん?』
「私ね、私…、お兄ちゃんにお願いがあるの…。」
『どうしたんだい、急に。』
「あのね、私…、私まだイッたことがないの…!」
『えっ…?それって…』
「だからお兄ちゃん、お願い!私をイカせて欲しいの…!」
『そんな。おまえ、急にどうしちゃったんだよ。』
「お兄ちゃんと一緒に…、イキたいの…。それでもダメ…?」
『それは…、その…。僕なんかでいいのかい?』
「ううん…。お兄ちゃんじゃなきゃダメなの。私が好きなのはお兄ちゃんだけだよ…。」
『――わかったよ。
おいで。一緒に楽しもう。』


そんな思いの詰まったお土産。


ごめんなさい。


■グローバル・ハウス
基本的に撮影禁止なので撮ってません。
目玉はおそらくSONYの開発したレーザードリームシアターでしょう。

パネルに各色レーザー光を当てて映像を映し出す単純な方法ですが、実現にはかなりの技術が必要だそうで。
なんと言っても高精細、高解像度で、16対9スクリーンを横に3つ並べた、48対9の巨大スクリーンに映し出される映像 の綺麗さにはそれなりに感動しました。
不覚にもソニーSUGEEEEEEEEEE!!とか思ってしまいましたよ。


■死海浮遊
そんなこんなで予約時間。
ヨルダン館へ急ぐわけですが、そこで問題発生。
同伴中のまさかみお兄ちゃんはどうもダメな人で、右脳と左脳と小脳がこんにゃくゼリーで出来ているんじゃないかと思います。
カメラを渡して「よろしくな。」って言っておいたのに僕がプールに入っている間外で待っていたという始末。
これはもうダメかもわからんね。

しかたないので他の人たちの浮遊っぷりを載せときます。
こんな感じに浮いてます。

以下、想像力を働かせて進めていってください。

まずは水着を渡され、シャワーを浴びて着替えるように言われる。
キャップやゴーグルは貸し出し。
そして入る前にスタッフから注意を受ける。
「基本的に仰向けで浮いてもらって、泳いだりバタ足は禁止です。
非常に刺激が強いので顔を付けたり、潜ったりはしないでください。
それでは10分間ですので、どうぞ。」

…なるほど。
塩分濃度25%の海ってものを体験してやろうじゃないの。

というわけで入る。
天然のアルカリ分が沈殿してるのか、底はけっこうヌルヌルしてる感じ。
ちなみに深さは1mも無い。

結果:かなり浮く。
重心とか考えるまでもなく、勝手に浮きます。
足のほうまでよく浮きます。

しかし、ただ浮いて済ますほど自分は正直者ではない。

結果2:ブーン
       /⌒ヽ
⊂二二二( ^ω^)二⊃
     |    /
      ( ヽノ
      ノ>ノ 
     レレ

とりあえずコレで浮いてみる。
割と簡単に浮く。
ブーンと言ってみるが誰も反応しない。
一人でもやるのがVIPPERなのでもう一度だけブーンと、プールの中で唱えてみた。

上の写真を参考にしてください。
あの中で一人だけブーンしてるのが僕です。
僕のときは2人でしたが。

結果3:さらに調子に乗ってみる
禁忌、ドザえもんを再現。
上の写真を参考にしてください。
あの中で一人だけうつ伏せになってるのが僕です。

で、顔をつけた感想はさほどでも無し。顔だからって刺激が強いわけでもありませんでした。
じゃあ、ってことで目と口を開けてみる。
と。

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  /-'!'i.::...          ::::::::!                〃,. `!
  { `ト !:::::....        .::::::: - ヽ            , ゙, 'i ./
   ヽヽ`;;:::::::::::....                       /.>ノ/
    \  ヽ::::::::::::..     , ;; ニニ ニ ュ..        / ゙ /
     `'ヾ_;;i、::::::::::::.   丶-―--- '         / ノ´
            `ト、::::::::::..    .:.::         . r"´
             !;:;ヽ、:::::::            / │
          !: :::;:;`ヽ、:::        /    l
             l: : : : : : :ヽ.::     /     !
しょっぺええええええええええええええ!!!!!!!1111!!!11112223333
 「ろくご30ってやっておきながら、なんで30より減るんだ!この…ド低脳がァーッ!」
 「アギャああぁぁぁああぁあああーーーーー!!」

しょっぱい通り越してむしろ苦い!
舌全体が麻痺してしまうようだ。そこにシビれる!あこがれるゥ!
さらに深刻なのが目!
目もしょっぱい。
まるで味覚機能が出来たかのようにしょっぱさを感じる!そして痛い!
「へぇあ〜、目がー!目が〜〜〜ッ!!」

ヤバイ。死海ヤバイ。まじでヤバイよ、マジ痛い。
ヨルダン死海ヤバイ。
まず痛い。もう痛いなんてもんじゃない。超痛い。
イタイとかっても
「ロートZi:φ20滴ぶんくらい?」
とか、もう、そういうレベルじゃない。
なにしろしょっぱい。スゲェ!なんか味覚とか無いの。酸っぱいとか辛いとかを超越してる。しょっぱいし超苦い。

結論。
死海が浮くからって泳げない人を落とすと死にます。
なぜなら手足バタつかせてると目と口に死海の水が入り、あまりの刺激に耐えられなくなり悶絶するからです。

わかりやすくたとえよう。
スピリタスは一見水のように透明で臭いもほとんどしないが、一旦飲むと喉がイカれてしまう。
それと同じで、死海の水は綺麗な青い水に見えて実はとんでもない塩分濃度を秘めているということである。


■昼ごはん
シャワーを浴びてヨルダン館を出た後、昼ごはんはチェコ館、チェスカー ホスポダにて。


白ビール(生)
チェコの伝統料理なビーフシチュー

この店は水がセルフサービスだった。
珍しいので載せておこう。

ビールは苦味が強い感じか。
けど肉料理に合うのでおいしい。黒ビールも頼めばよかったかな。

それでビーフシチューが絶品。
左側にあるのが肉や玉ねぎと練ってあるらしいポテトのフライ。
そして右側のが恐らくは牛ロース肉あたりか。これが絶妙にやわらかくて旨いのだ。
感動しました。

2日間いた中で一番おいしかった料理がこの店です。


■おやつ
ベトナム館にて。

生春巻き
フォーガー

生春巻き。中身はエビ、肉、しらたき、シソの葉、他、+タレ
何がもよおしているのか分からんが、臭い。
まあ味は悪くないんだけど。

フォーガーは見たとおりうどん。
名古屋名物きし麺のような形で岩手名物冷麺のような色をしているが、ベトナム料理である。
おいしい。


■モリゾーゴンドラ
万博は久手開場と瀬戸開場の2箇所でやっているわけですが、それを結ぶのがモリゾーゴンドラと、燃料電池バス。
どちらも無料のため以上に混み合います。

瀬戸開場が狭いため、大した人気がないのがせめてもの救いか。
空中にて
最初の加速がやたら強かったり、すごい下りロープになっても意外とスピードが出なくてしょんぼりだったり、 結構揺れたりと、なかなか楽しい乗り物です。

ちなみに瀬戸開場はでっかい皿があっただけで、他には何もありませんでした。

帰りは燃料電池バスで。
1時間待ち。


■絵ものがたりの散歩道と気づきの道
まあ森の中を歩くってやつ。
ちなみに夜行くと閉まってます。
それでも警備員がいないのをいいことに柵越えてひとっ走りしてきたのは内緒だ。

今回はちゃんと昼に行ってみた。
出口には黒板がある。
森で見つけたものをかいてみよう!

ごめんなさい。


■サツキとメイの家周遊コース
これもやっぱり散歩。

実際にサツキとメイの家を見るのは完全予約制なので、一般の人は周遊コースから眺める。
意外とちっちゃい
右がサツキとメイの家。左はおばあちゃんの家だろうか。

ちなみに周遊コースには日本庭園なんてものもあった。
この周遊コース自体そうだが、作られた自然ではあまり感動は無い感じ。


■おやつ2
森を歩いていると一気に日が暮れて、すっかり夜になってしまった。
瀬戸開場は18時で閉まるし、企業パビリオンは常に列に人が入ってくるのでこの辺りで列形成を終了します。
夜は開場の真ん中でイベントがあるけど、この時間帯は食べ歩きに丁度良いのかも。

ハイビスカスウォーター
モロヘイヤ青汁

エジプト館にて。
エジプト花茶、ことハイビスカスウォーター。
茶ってゆうかもはやアセロラドリンクである。
ほんとにハイビスカスの花でこんな味になるのか?

青汁。練乳に溶かしてあるそうで、なるほどわずかに甘さがあり、わりと飲みやすい。
看板には「モロヘイヤ100%の栄養満点青汁!」と書いてあったがまあ気にしないことにしよう。

ちなみに、海外パビリオンのレストランと言っても結構な割合でファストフード店です。
しかも日本人のバイトが働いてるところもあるので興ざめな場合もあり。
当然、ご当地のちゃんとしたシェフが作った料理のほうがおいしいですよ。


■おやつ3

トマトジュース
岩塩ソフト
フカヒレ入りニラシュウマイ

上2つはモンゴル館にて。
トマトジュースはあまりにも普通。
むしろ実家のトマトのほうがおいしい。

岩塩ソフト。なんで青いのかは不明。モンゴル特性岩塩をかけて食べるから岩塩ソフトだそうだ。
塩をかけないと普通のソフトクリーム。塩をかけると塩味のあとに甘さが広がっていく感じ。
スイカに塩ふって食うのとおなじ理屈じゃねーか。

ニラシュウマイは中国館から。
まあ中国料理なら中華街行けば食べられるわけだし、特に行かずともよかったのだが。
それにファストフードなので。想像どおりの味ということで。


■全日程終了
帰りの北ゲートは混みます。
車、自転車、歩き以外の人はリニモしかありません。
したがってコミケなんか比じゃないくらい並びます。
帰るのに2時間待ちとかもありえる世界。

だが、そのりくつはおかしい。

万博開場は終点ではないのだ。
終点は万博八草。
藤が丘⇔万博開場⇔万博八草
99対1でみんな藤が丘方面へ乗ります。
さらにゲートは東ゲートと西ゲートがある。

詳細は地図を見てよく考えればわかることだけど、空いてる東か西ゲートから出て、万博開場から八草方面 の駅まで歩き、そこから乗れば全く並ばずに帰れます。
並ばないどころか、座席に超余裕で座れます。
初めてだと気づかないものですけど。


■名古屋が世界に誇る喫茶マウンテン
へ行こうとしてたのですが、時間が足りず断念。('A`)ウボァー

いつか絶対に行こうと、僕は心に誓ったのであった。

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